2008年5月アーカイブ | TOMOKI TAKAKU BLOG | POWDER COMPANY GUIDES
TOMOKI TAKAKU BLOG

2008年5月 アーカイブ

2008
5/31

おはようございます。
今日の日記は、平成20年3月28日に滑ったアラスカへリスノーボードの記録です。

今回アラスカに来てから何日経つのだろうか。
毎日が緊張と解放の連続で、時間の感覚が薄い、しかし超濃密な時を過ごしている事は確か。

今日で9日目のヘリスノーボードになる。2週間の滞在でここまでコンディションが良く、天気にも恵まれた旅は、この12年間で初めてだと思う。
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今日のガイドは、H2Oのオーナーであり、「アラスカヘリスキーの基盤を創った」と言っても過言ではない、Deen Cummings。待ってましたっ!
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平に見える斜面から尾根を超えると、再び広がる氷河地形、「うぉー!体に電気が走り頭がしびれる」
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3枚続いて共に1本目なのですが、なんと標高差1000以上!3本ぐらい滑った感覚です。
氷河に近づくにつれて出現するナチュラルパイプのパウダーを当込みとエアーで繋ぐ。
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2本目は、1本目のミドルセクションのスキーヤーズ左の岩稜とアイスフォール(懸垂氷河)の間の落ち込み。
上部は開けた斜面が続くのだが、いつものように途中からはノールで見えない。
アラスカを攻略するには、インスペクション(斜面の下見)をいかに深いレベルで行えるかが鍵となる。
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3本目はなんとファーストディセント(初滑走の斜面)
スタートから見ると10m先で視界が消えている。
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4,5本目は午前中は影の北西面、やはり北絡み特に北西の斜面の雪は格段に良い。
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6本目
来ましたっ!ビッグマウンテンです。今日は無風、ヘリがこの山に着陸するのは3回目という。
バルディーズは沿岸にある無数の氷河帯から形成され、そのほとんどが2000m台とさほど高くはない。
「シャークフィン」という山で、2000m後半もあり辺りの山々から比べる高く、360°のパノラマ。遠くコルドバの海も伺える。
雪は良いとはいえないが、ビッグマウンテンは違ったエネルギーを発し、ただいるだけでも足がすくむ。言葉で伝えるのは難しいが、何かあったら「一巻の終わり」と感じるような標高差で斜面が続いている。
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エクストラの7本目
Deenが選んだ斜面は、またもファーストディセント。北を向いた斜面は50°プラスはあるのではないか。
慎重に尾根より斜面入り口に進む、尖った尾根から雪がスラフ(点発生表層雪崩)となって斜面を川のように流れてゆく。
大きな時間の流れの中で雪は動いているのだが、リアルタイムで動く様は圧巻である。
そしてスラフよりも前を滑る時は、特別な瞬間です。(面発生表層雪崩や地形的な悪条件のある場合はアタックすべきではありません!)
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今日は7本で終了。本当みなさん良く滑りました!
Deen Cummingsのガイディングはテンポと判断が素晴らしくとても勉強になった1日でした。



2008
5/31

こんにちは、ニセコは弱い雨が降り、肌寒いです。
いーかげん遅くなってしまった、アラスカの旅の記事(締め)です。
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Alaska Valdezは、いわずと知れたエクストリーム滑降の聖地であります。
私が初めて訪れた12年前は、ガイディングシステムが確立される前だったので、ガイドなしでヘリに乗って滑走していました。
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現在はガイディングが確立され、手軽とまでは言えませんが、一般の滑り手達にもヘリスキー&スノーボードが楽しめるようになりました。
それから10年間以上が経ち、大会は休止され、一見すると町の様相も変わりました。
古き良き時代を偲ぶ想いはありますが、「嘆く事なかれ!」目的たる山と斜面はなんら変わりませんよ!(温暖化による氷河の後退は若干あり)
その後も続いている開拓によりバックアップ体制やガイドシステムも高上されています。

昨年から始めた、POWDER COMPANY GUIDEとしてのアラスカも良きお客様と良きパートナーに恵まれ、こうして2年目を無事に終了する事が出来ました。
今回お世話になった(AURAの撮影で10年以上前からでもあり)Deen Cummings(H2O)は、バルディーズ開拓史の事実上代表であります。

そして今年収穫だった事といえば、私がグループに存在する意味を確立できたことです。
ガイドシステムがあるので誰でもヘリスノーボードをする事は出来るのですが、「いかに滑ったか」が「目的」であり、その積み重ねが次なる斜面へ向う滑り手とガイドの信頼関係なのではないでしょうか。
大会、ヘリスノーボード、撮影、登山、氷河キャンプと様々なアプローチで継続しているアラスカは、生きている意味ともいえる様な瞬間を与え続けてくれています。
私の経験が、目的を現実とする上で発揮出来た事に喜びを感じます。

今後もみんなの安全を願うと共に、2005年にクレバスへの転落で命を落とした「バルディーズ開拓のリアルレジェンド」Doug Coombsを憶います。

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余談ですが、滞在最終日に行ったビザ屋で「バルディーズのスキー場計画」のポスターを見かけました。
実現化出来るのかは?ですが、もし出来ればヘリの飛べない日でも滑る事が出来るようになりますね。(まぁ個人的には、「バルディーズ=ヘリ」というのもはっきりしていて好きではありますが、)
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もちろん来年も行きますよ!みなさん準備は良いですか〜!



2008
5/30

こんばんは、ニセコ(POWCOMは)外仕事、中仕事と共に賑わってます。

昨日からテストセンターのスタッフと本格的に庭のモノの移動に取り掛かっています。
モノって言うのは、薪と伐採木なんです。
薪に関しては手で持てるし、みんな慣れているので問題はなしです。
問題は、「伐採木!」(タモ2本と楓)
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借地した時に間引きした木が素晴らしかったので、薪にはせずに庭の片隅で乾かしていたんです。
その木を数十メートル動かすのですが、最後の「収め」の所がパズルの様。
10m以上ある木をジャッキで上げては「かさ上げ」してテコの原理をフル活用して少しずつ持ち上げる。
古代人の気分に浸りながら2人で半日一杯かかってしまいました。
しかし決まった時は「最高の達成感」でした!

午後から他のスタッフと事業計画書の「計画」。
分らないながら、楽しいです。



2008
5/28

こんにちは、清々しい天気で気分も最高です。
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本来であれば、今日から広島−東京に行くはずだったのですが、残念ながら延期する事になりました。
テストセンターと事務所で借りている土地が売却されてしまい、移動を急がれてしまっているんです。
概ね移転場所は決まっているのですが、いざ動く事となるといろいろあるので、今回は見合わせることになりました。
迷惑かけます。
移転の日取りが具体的になってから、仕切り直して行きます。



2008
5/25

こんばんは、今日は家族で積丹にドライブに行ってきました。
少し雨が降っていますが、蒸し暑い感じで寒くないです。
ウニのシーズンはまだでしたが、久しぶりの海に子供達も犬も大喜びでした。
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来週(もう今週)の水曜から出張?で広島ー東京を約10日間旅します。
目的は、日頃お世話になっているメーカーとショップと人に逢うことです。
大阪以南は、通った事しか無いので楽しみ、しかし悪い癖の「詰め込み過ぎ」で時間がありません。
この期間に顔を出せなくても勘弁して下さいね。



高久智基

高久智基 / TOMOKI TAKAKU

90年前半から「エクストリーム」&「フリーライド」の分野で活躍するフリーライドスノーボーダー。98年よりゲレンデ・バックカントリーガイドを務め、スノーボードの楽しさと危険を伝えてきました。ニセコを訪れたお客様に楽しんで頂くと同時にスノーボードの技術向上 "上手くなればより楽しい"を実践すべく展開中。

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