2017年3月26日 東北ツアー2日目:夏油はまさかの大当たり! | PHOTO SESSION
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2017
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東北ツアー2日目:夏油はまさかの大当たり!

こんばんは、Kageです。
今日はPowder Company東北ツアーの2日目で初めて夏油高原スキー場にてツアーを行いました。夏油は個人的には今回が初めてで、20年位前からいつか行きたいと思っていた場所で今回個人的にも非常に楽しみにしていました。そう、20年位前僕がパウダーやバックカントリーにハマり始めた頃本州のパウダースポットで有名だったのは、八甲田、八幡平、夏油、谷川岳、立山、白馬といった所だった。その中で唯一行っていなかったのが夏油なのだ。この20年間ずっと頭の片隅にはあったのだがタイミングがなかった。そんなワケで今回ようやく20年越しの想いが叶ったというワケだ。
 
昨日の秋田駒同様一昨日の金曜日までは数日間雪が降り続いていたが、昨日の春休みに入った土曜の晴れって事もあって、スキー場はパウダーを喰い尽くされた後のような状況を想像していた。しかも、今日は+8℃の予報だったので下手したらガスがでてしまうとも考えていた。つまり最悪の場合ガスの視界不良に雪もガタボコかもしれなかった。天気予報では朝だけ晴れでのち曇り、夕方から雨って感じだった。

朝起きると有難い事にスッキリと晴れ渡っていた。それだけでも気分が軽くなった。写真的に言えば、雪が悪くても天気さえ良ければ何とかなるからだ。いざ、夏油高原スキー場に向かうと、麓はもう丸っきり雪が見当たらないほど融雪が進んでおり、「本当に大丈夫か!?」と心配になるほど雪がなかった。しかし、遠くからでも夏油スキーにはしっかりと雪が残っている事は確認出来ていた。近付くにつれ全貌が明らかになって来たので頭の中に様々な情報をインプットしていった。斜面の向き、雪庇の向きと場所、コースの全体像、コースとコースの間の地形、トラックの有無、雪質などなど。見た感じでは昨日もこの山付近はずっと雲が掛かっていたようで雪は死んでいなかった。このスキー場の全体の斜面の向きは東向きなので、コースとコースの間の沢のレギュラーは北向きとなる。なんとかなりそうだ!
 
今日のお客様は昨日ご参加頂いた4名に、先週末Powder Companyにご参加頂いた1名、先月TNFイベントに参加頂いた1名、そしてPowcom参加の情報が無いもう1人という計7名だった。本来は今回高久智基社長がガイドをする予定で募集を掛けていたのですが、先週に腰を痛めてしまい急遽参加出来なくなってしまったのだった。そこで心配となったのは、①高久智基ガイドを期待して参加されたお客様は居ないのか?。②夏油でガイドツアーするのに今回誰も夏油を知っている人が居ない事だった。①に関しては、智基君が参加出来なくなった旨をお客様全員に直接連絡して貰い対応。で、②が一番の問題点なのだが、予め東北に前入りしていたガイドの岸君と小林が下見に行ってくれて予習してくれていた。しかし、たった一度だけである。たった一度だけ滑っただけでガイド出来るのか?が最大の懸念事項だった。しかも、こんな3月末の時期にだ。
 
更に困ったことに、今日ご参加頂いた内の2人は、毎年夏油を滑っている人と、極め付けは夏油のシーズンパスを持っているローカルが居たのだ。明らかに僕等よりも夏油を知っている人達ではないか!開き直って「何処が良いか教えて下さい!」と思わず言ってしまった(笑)。まぁ~半分冗談と言うか何と言うか…。そのローカルの方に「なぜローカルなのに今回参加したのか?」と尋ねると、「最近仕事の都合上全然ニセコに行けていないし、せっかくPowder Companyの方々が地元に来てくれるので一緒に滑りたかった」と言ってくれた。そういうお気持ちならこちらも助かる。
 
そもそも何故Powder Companyが夏油高原スキー場でガイドツアーを開催する事になったか?と言うのが疑問に思う人も居ると思う。これには智基君の絡みで色々事情があったのだが、その肝心の智基君が来れなくなってしまった。本来それならば夏油で開催する必要が無くなったワケだが、夏油で募集もかけていたし、当日現地入りで予定を組んでいる方も何人もおられたので予定を変更せずに夏油で開催する事にしました。
 
さて、いざツアーが始まりリーダーガイドの岸君の判断のもと最初のポイントに行ってみると、ドライパウダーが残っているではないか!しかも、ツボ足で膝くらいの深さでほぼノートラックである!それに背景は真っ青の青空である。一時は最悪の状況も想像していたが、それら全てが真逆の良い方に流れ、The Dayの予感さえする。なんてこった。1本目の撮影は核心部へのドロップポイントまでの移動の短い距離で撮ったのだが、背景の素晴らしい青空に巻き上がる大きなスプレー。そして、逆光のため大きなスプレーから漏れる光が実に美しかった。その移動の一本だけでもバッチリ撮れた感があり、すっかり肩を撫で下ろしたと言うか、むしろ興奮した。その下の核心部も沢のボトムに2本位トラックが入っていたが、良いレギュラーの壁があるのにまともに当て込んでいないラインで、そのレギュラーの上の尾根ラインは木漏れ日が超綺麗なのにノートラックだった。こんな最高の地形しているのにまともにトラックが入っていないのを見て「これは今日一日イケるぞ!」と確信した。
 
それからはもうその一本目のラインを起点にひたすらノートラックのオーバーヘッドパウダー三昧でした。地形が素晴らしく、沢ずくしでした。流石に+5~6℃くらいあったので、昼頃からドライパウダーとはいかず少し湿気てしまいましたし、徐々に青空も少なくなってきましたが、最後の最後までスプレーを飛ばせまくれました。お客様も大満足で皆笑いが止まらないって感じで良い笑顔をしていました。夏油ローカルのお客様も「こんな所あったんですね。知りませんでした」と言ったとか…。そして、僕が今日のツアーを振り返ってずっと気になっていた事が…、それは岸君は何故一本目にあの場所を選んだのか?という事だ!聞けば、先日の下見の際には一切行っていなかった場所だと言う。つまりは今まで行った事のない場所。岸君曰く「勘!なんだか導かれた」だそうだ。確かに僕も朝夏油の全体像を見て情報を頭にインプットした際は、全体が東向き斜面だからコース間の沢のレギュラーは北面、パウダーを狙うなら沢のレギュラーと考えていたが、昨日までに沢山のトラックの入られたスキー場の中でノートラックのドライパウダーを勘で、しかも一発で見つけてしまったのには驚きだ。今日は岸君のスーパーファインプレーとしか言いようがない。ありがとうございました!!そして、3年目となる東北ツアーの今回も沢山のお客様にご参加頂き、誠にありがとうございました!!またのご参加お待ちしております。夏油高原スキー場も本当に良い所でした。また行きたいなぁ~。

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毎回特大のスプレーを上げ皆の歓声を浴びていたNさん。
 
 
 
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ローカルながらここを滑ったのは初めてだと言うTさん。
 
 
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ナイスヒールサイドのUさん。
 
 
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沢のレギュラーに何発も当て込み大きなスプレーを上げたMさん。
 
 
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いつもはスキーですが、今日はスノーボードでご参加のKさん。
 
 
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ほぼ日帰りでのご参加でスプレーを飛ばして帰ったCさん。
 
 
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愛媛→八甲田→秋田→岩手→八甲田→愛媛と1人で車で動き回る行動力には脱帽のNさん。
 
 
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長年の経験と勘で今日のスーパールーティンに導いてくれたリーダーガイドの岸秀彦。
 
 
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後方に長く伸びるスプレーを描いたテールガイドの小林明弘。
 
 
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沢地形の連発に興奮していたツアーサポートの佐野雄介。
 
 
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最後は皆でイエーイ!!無事に第3回POWCOM東北ツアーも大成功で終わりました。ありがとうございました!!
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PHOTO SESSION PHOTOGRAPHER

稲蔭“KAGE”一道

稲蔭 “KAGE” 一道

スキー・スノーボード雑誌で活躍するプロカメラマン稲蔭”Kage”一道が、バックカントリーツアーに同行してあなたの滑りを撮影!プロカメラマンの手によるショットを手に入れるチャンスです。ツアーご予約時にPHOTO SESSIONのリクエストをお待ちしております!!

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